みなさんこんにちは
食品衛生専門コンサルタントの大野です。
今日は秋らしい良い天気になりました。天皇陛下御即位のパレードが今日行われる予定ですが天気に恵まれました。
さて先週ですが農水省で行われた食品安全リスク管理検討会に参加してきました。
主に
カンピロバクター
ノロウイルス対策
生野菜の食中毒防止策
この三点について。 カンピロについてはまだやはり屠畜場の衛生管理を徹底しても加熱以外の有効な
殺菌方法はなく、まだ検討が必要です。
ノロウイルスに関しては現状感染した場合取り除くことは難しく近年は二枚貝の喫食者から直接の感染よりも
調理従事者からの感染が主になってきています。
遺伝子検査でできる方法もヨーロッパなどでは広まりを見せており、一定数ノロウイルスの遺伝子が検出された時点で
対策をすることが今後日本でも可能になってくるかもしれません。
ただ現状調理従事者には二枚貝を食べさせない、現場での次亜塩素酸での消毒を徹底することをまずは優先するのがベストです
生野菜の大規模な食中毒は海外では問題化しています。国内では二次汚染か不明なものも含めて小規模なり
発生しています。
腐葉土の発酵不十分なものが原因だったり水が原因だったり生産段階での予防手段をしていかないといけないという
内容の物でした。
農場から食卓までの食品安全が実現化されることが真の食品安全。これからどうなっていくのか楽しみです
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。