テイクアウトやデリバリーの衛生管理

みなさんこんにちは

食品衛生コンサルタントの大野です

 

新型コロナですがやっと少し感染者が減ったかのように感じますが

一方で東京では感染者と死者のカウントを間違えていたという驚きのニュース。

死者は何と当初の発表から約10倍

 

特定給付金をもらうためにマイナンバーの申請に役所に大行列ができる騒ぎ。スーパーへ行けば

特定の食品がごっそりない事態。

根拠をきちんとみて正しい情報を得てほしいものです。

 

さて飲食店さんが店内飲食自粛の影響でデリバリーやテイクアウトが急増していますが気温も高くなってきた

頃ですが温度管理や生もの注意していますでしょうか

中途半端なじめじめした日本特有の気候。コロナの予防も大事ですが食中毒の予防も大切です。

 

厚労省からの注意喚起に関する事項と仕出しの業態変更に対する弾力的な対応を各自治体へ要求する通知も先日出ています。

あるデリバリー業者と話しましたがこの業者は配達員を自社雇用ではなく各々業務委託形式でやっており、何か起こっても宅配業者側の責任ではないという認識です。

食品は作った店側に責任があるといっていました。ただ人間は魔が差せばサボりたくなるもの。少し疲れたら

休んでたばこ一本、何か飲むくらいいいだろうというのが人間です

それがもし宅配中の食品を持っていたらどうでしょう。食品にいる細菌はいくら衛生的に作られていても時間がたてばたつほど増えていきます。

デリバリー業者さん、自分は運送だから関係ないというのは大間違いですよ。運んでいるときでも

運送業者に大きな過失があるとわかったら法律で罰されます。

飲食店側も店を守るために始めた委託デリバリーで何か起こっては本末転倒です。

安直な勢いではなく慎重にしなければいけません。配達員を自社雇用しなくても業務委託で1件当たりの金額で

委託も可能です。こういったご相談もぜひしていただければ弊社でもお手伝いさせていただきます。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました