ハケンの品格第5話 食品偽装に思うこと

みなさんこんにちは

食品衛生コンサルタントの大野です

 

新コロの感染者東京では昨日で286名、今日はさらに増えるとか。

久しぶりに打ち合わせで外出しましたが隣り合わせで座らないとか意識がある方もいれば

いない方もいて温度差がまちまちですね

 

ただどこをどう避ければよいかはある程度見えてきた感じはあります。

 

さておととい放送されましたハケンの品格。

ほぼこのネタばかりブログを書いている気もしますが今回は食品偽装に関わるお話でしたね

ドラマなのでハッピーエンドで終わってますが現実はそうはいきません。

過大表示で消費者庁から罰則食らいます。そして表示に関してもお咎めがあるはず。

かなりの風評被害で新工場なんて言ってられるわけもなくドラマでは売れに売れて大ヒット!!

なんて言ってましたが食品業界の方はこれ絶対真に受けないでくださいね。

一時期ささやき女将で一世を風靡した船場吉兆。あそこも食品偽装を行い、廃業に追いやられました。

ほぼ同時期にミートホープあそこも廃業に追いやられました。

スノーマークで有名な乳製品の会社は大規模な食中毒さらに偽装、ケーキで有名な〇〇ちゃんの会社も

消費期限偽装等が相次ぎました。

後半の2社は大手で会社に体力もあってブランドを変えるなどあの手この手で耐えましたが

偽装や虚偽記載の風評被害はひどいものです。

今回このドラマでは「痩せる」という表記さえしなければ品質には問題なかったんですよね

ただ痩せるという表記が機能性表示やトクホを取っていないのに表示してよいのか?

というのが私の立場として疑問です。ドラマにも専門の人間がかかわってないためか

この件は全く触れられていません。

食品業界参入する場合はこういう細かいことが多々あります。

食品は身近にあるので手軽に手を出せそうですがかなり多くの法令が関係しており、管轄省庁も

かなり複雑です。

コンプライアンス重視やはり大事ですね。会社のためにも消費者のためにも安心できるものを

届けるには大変でもやはりコンプラ大事です。

 

新コロの感染者がうなぎのぼりですが感染対策をすることは食品事故を防ぐ一つの手段でもあります

これを機会に継続していけるといいですね

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。