みなさんこんにちは
食品衛生コンサルタントの大野です
さて世間はお盆休み。ただ4月に緊急事態宣言がでてほとんどの会社は開店休業状態でしたので
お盆休みはあってないような感じの会社も多い例年とは大きく違う夏です。
今日は少し所用で電車で出かけていますがやはりお盆ですね。子供連れや旅行に行こうとしている人たち、多いです。
その中に混じって例年より多くのサラリーマン姿の人たちが半々というところでしょうか。
小池都知事と政府との意見が違い、小池都知事は自粛しろ、政府はどうぞ感染対策に気を付けて出てくださいと真逆な
意見なわけですがそこで何がどうそこまで見解が違ってしまい、問題になっているのか考えてみようと思います。
そもそも自粛だと言っている根底は医療を切迫するから。正直感染が広がることが大変だという捉え方をマスコミからは
感じられますが感染が広がるだけが大変なことではないのです
一部は軽症、無症状で済んでしまう属性も少なからずいます。ただ自分が無症状か軽症かなんてなってみなきゃわからない
ロシアンルーレット状態。
そして多くの属性の人間と共存しているわけですから一定数の高齢者や基礎疾患のある重症化する属性の人間も共存するわけです。
そういう属性の人間が罹患した場合、病院への搬送も増えて医療従事者のキャパも限られているわけでそこで切迫が起こります。
じゃあそういう重症化リスクが高い属性の人間は全員家から一歩も出るな。で極端な話結論付けられてしまう。
ただそういう人たちにだって生活があります。いくらネットが便利になったとはいえ生鮮品はやはりスーパーへ行かなければいけないし、通院、仕事にもいかなければいけない。人権は皆にあります。
「人を思いやる」ということをできない若い世代が増えたせいなのか自分たちは遊びに行きたい等の考えで身勝手にで出ていき
そこでたまたま重症リスクの高い人間と鉢合わせ感染が広がっていくパターンなのです。
医療が切迫し、キャパオーバーした場合どうなるか。命の選別が行われます。いわゆる災害時にもあるトリアージ。
助かる可能性の高い人間から助けていくという手段に出ざるを得ません。そうなると重症化リスクの高い弱者は
おのずとはじかれていく。 3月ごろイタリアでも高齢者が見捨てられるという少し誤解を招くような報道がありましたが
医療がもうキャパオーバーで命の選別をせざるを得なくなる。
せっかくのお休みですが旅行に行きたい、銀座や表参道へショッピングへ行きたいそう思った時ふと立ち止まって
近い将来そあの時のイタリアのようになるかもしれないということを考えてそれでも今行かなければいけないのか?
と考えてみませんか。
他人は関係ないのかもしれませんが自分の大切な人を守るためにも皆が少し考えて行動する必要がありこれが今後の感染拡大防止になっていくと考えています。
今日は少しシビアな内容でしたが本日も最後までお読みいただきありがとうございました。