新型コロナ家庭内感染とこの場合の食品はどうしたら?

皆さんこんにちは

食品衛生コンサルタントの大野です。若干ご無沙汰してしまいました。

 

 

新型コロナまた寒くなって急増してきました。

この気温の寒暖差もあるんですかね。

昨日は東京だけで493人。北海道も人口比として考えるとすごい感染者数です。

ここで家庭内感染が増えているとメディアでわんわん言われていますが家庭で勝手にウイルスが増殖するわけもなく

どこかから持ち込んでいるから家庭内感染が起こるわけです。

 

身近な人から陽性者が出てその陽性者と接触した人が家庭内にいた場合、どうなるのか?

これが分かった時点で隔離措置、徹底したゾーニングが必要です。

手が触れたもの、飛沫が飛ぶ恐れのある洗面所などは要注意、トイレなどは入り口にアルコール。

本人は部屋以外基本出入はしない。

家庭内で濃厚接触者が出た場合同居者も感染している疑いが強いので同居家族も家庭内隔離で外との接触を避けるのがベスト。

この新型コロナの厄介なところは重症化だけでなくこういうところにもあります。

ゾーニングっていう言葉、どこかで聞き覚えはありませんか? HACCPでもゾーニングつまり区域分けがあります。

汚染と非汚染との区域分け重要です。

ダイアモンドプリンセス号のクラスターでも話題になりました。食品衛生でのゾーニングはキッチンや工場内での区域分けを意味しますが感染症対策で言えばまたちがう対策が必要です。

 

では毎度の食事はどうしたらよいのかというのが家庭内では大問題。

基本的にこのコロナウイルスは界面活性剤で死滅することが言われています。つまり家庭用中性洗剤で大丈夫。

食器や洗濯物も一緒に洗浄して大丈夫です。

毎回の食事を運ぶと思いますがその際はできるだけ接触しないで部屋の前に置く、濃厚接触者が食べたものを下膳するときは

必ず手洗いの徹底。

食品衛生とこの感染症予防対策分けがちですが実は酷似してるんですよね。

予測では東京で感染者一日当たり1000人も目前と出ていますから気を引き締めて再度感染予防策を確認して「つもり」感染予防にならないよう注意していきましょう。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。