みなさんこんにちは
食品衛生コンサルタントの大野です。
梅雨も明けない、関東から以北に限っては梅雨にすら入っていないのに連日真夏日です
ここで要注意なのが食品の取り扱い。予想以上の気温の上がり方なので食品の劣化は急速に進みます。
コロナの対策も大事ですがこの季節になると大事なのは主に細菌性の食中毒。
医療のひっ迫も重なりますので例年以上に注意が必要です。
新型コロナの症状の一つに胃腸障害も出るという症例もあるのでさらにややこしいことになります。
暑くなると食べたくなるのがカレーですがこれも要注意。出来上がったら火を弱火でかけて常にふつふつした状態でおいておくか
出来たらすぐ冷蔵庫等へ小分けにして置いておきましょう。
さてよく毎年発表される食中毒統計、アメリカと日本では大きな違いがあります
日本は報告数、アメリカは実数という大きな違い。じゃあなにがちがうのか?
日本では食品衛生法で食中毒が疑わしい患者を診察した医師は必ず管轄保健所への届け出が法律で義務付けられています。
ただ食中毒と判断できないものはそもそも報告は行きませんし自宅で少しおなかが緩いかな程度で病院にも
行かなければ気づきもしないわけでそうなると厚労省が発表する食中毒統計にすらのらないということです。
この食中毒統計が日本で起きている食中毒事故のすべてではないということです。
実際はもっとあるでしょう
逆にアメリカは実数、起こったものすべてが統計に集計されてます。
こういうのを色々調べてみると面白いことが発見できます。
さて暑い日は続きますしなかなか思うように進まないワクチン接種とモヤモヤする日々ですが
元気に行きましょう
本日も最後までお読みいただきありがとうございました