小鯵のパックにフグの混入

皆さんこんにちは

食品衛生コンサルタントの大野です

 

オリンピック、パラリンピック共に閉会しました。

このパンデミックの状況での開催は史上初。無事に終わって良かったと思えるのは2週間後でしょうか。

パラリンピックが始まったと同時くらいに天気も悪く気温も急に下がって関東は肌寒い日が続いています。

コロナの感染者は週平均でも少しづつ減少していますが医療は依然ひっ迫状態。自宅療養者が亡くなるというニュースが連日流れています。

大学病院へ通院していますが主治医の言葉からもひっ迫している状況が非常によく理解できました。

症状が出たら保健所ではなくかかりつけに連絡を必ずするようにと。まず間違いなく自宅療養になるそう。

ワクチン接種が進む中でもブレークスルー感染も広がり、CDCも接種者と非接種者でウイルス排出量は変わらないとか。

まだまだ油断できませんね。

 

食品関係で気になるニュースが入ってきました。

愛知、岐阜に次ぎ佐賀でもスーパーで小鯵のパックにフグが混入していたという事故。

何でここまで大騒ぎに?と思われると思うでしょうね。

フグ、実は神経性の猛毒を持っています。熱分解ももちろん酢でも分解はできません

テトロドドキシンという神経毒です。

これはよく見ないと見分けがつきませんね。

 

こういったものはすぐ回収事案になります。こちら一般の方も見れるサイトになっています

食品衛生申請システムというものですが公開の回収案件の一覧も見れます

https://ifas.mhlw.go.jp/faspub/IO_S020501.do?_Action_=a_seaAction

 6月の法改正でこういったものもしっかり見える化されてきました

こうやって食品安全の情報が見えるのは非常にいいですね。

まだまだこの状況は改善の兆しが見えませんが今できることを少しづつでも進めていきましょう

本日も最後までお読みただきありがとうございました。