皆さんこんにちは
食品衛生コンサルタントの大野です
冬らしい気候になってきましたがいかがお過ごしでしょうか
新型コロナですが日本は小康状態を保っていますが海外では変わらず猛威を振るっていますね。
新しいオミクロン株も出現し各国で感染が広がっていっています。
日本も早々に全世界からの入国停止を発表し、一時日本への飛行機の停止も発表されました。
これからクリスマス、忘年会、新年会のシーズンで多くの人が集まって食事をしておしゃべりに花が咲く時期でもありますが今後どう感染者の増加があるのか今月中旬以降の感染者の推移を見守って
行かなければいけない時期かなと考えています。
そんな中ついに危惧していた事件が起こってしまいました。
京都の老舗の冷凍パン製造工場での賞味期限改ざん事件です
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20211202/2000054551.html
ホテルやレストランへの納品が減ってしまい、在庫を抱えてしまったのでそれをさばくためだったとか。
やはりコロナで商品の流通が停滞してしまったことが原因のようです。
包装されているものを日付を改ざんして再包装したとか。内部通告でわかったとのこと。
ここでよく考えなければいけないのは消費期限と賞味期限の違いです
よく勘違いされるのですがここで整理しておきます。
賞味期限=美味しく食べられる期限
消費期限=衛生的に安全に食べられる期限
と簡単にお伝えしておこうと思います。
賞味期限は大幅にオーバーしていなければ安全上のリスクはそこまで高くありませんが
書き換えをしてしまうと法令違反です
最近はフードロスの観点から賞味期限が迫った商品を安価に売るような店も出てきています。
あくまで下記は一例です。
https://www.lupicia.com/bonmarche/
こういうところを活用し、コロナで在庫を抱えてしまっている業者さんが新たな販路として開拓出来たらこういう事件も減るのかなと考えています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。