遊覧船沈没事故に思う危機管理の重要さ

皆さんこんにちは

食品衛生コンサルタントの大野です。

久しぶりのブログです

 

北海道沖の遊覧船観光の船が沈没し多くの方がお亡くなりになりました。

まずはお亡くなりになった皆様へご冥福をお祈り申し上げます。

まだ不明の方々が一日も早く見つかりますよう重ねてお礼申し上げます

 

 

この事故での社長の会見や海上保安庁の調査をメディアで通じて聞いているとやはり危機管理の甘さ、それでしかないのではないでしょうか

もちろん国交省の事前検査の甘さも否めません。いろいろな要因が重なって今回の様な大変悲しい事件が起こってしまいました。

 

今回は観光船での事故でしたがこういった危機管理の甘さから悲しい事故が起こったことが食品業界では多数あります。

いずれも危機管理の甘さや、従業員教育が不十分だったり、誤った食品安全の認識によるものがほとんどです

昨年6月に食品衛生法が改正され、食品表示法も完全施行され法令上は安全管理ができるよう整ってきました。

ただ新型コロナの件もあり、なかなかそれどころではないとおろそかになっていないでしょうか。

危機管理の重要性を話をしても「今まで大丈夫だったから」という方も多いです。今までは危ない橋を渡りながらでも何とか大丈夫でもちょっとしたところでいつもと違うことが発生したり、それを回す従業員が変わったからというような理由で大きな事故が起こり得ます。

こういったことは一度起こってしまうと会社としての信頼は失墜してしまいます。会社の存続を危ぶまれる事態になりかねません

こうなる前に今一度見直してみませんか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました