皆さんこんにちは
食品衛生コンサルタントの大野です。
なんだかんだ久しぶりのブログになってしまいました。
いかがお過ごしでしょうか。
異常なほど高温の日々が続いています。まだ8月入って間もない状況でこれです。
人間でも参ってしまう暑さ、食品もこの高温化では少しの間常温に出しているだけでも食中毒の心配が否めません。
冷蔵庫の過信も危険です。
どうか十分注意してください。
さて表題の件、少し前ですが某大手回転すしチェーン店での景品表示法違反の措置命令の件です。
簡単に言えば
宣伝に出していたのに商品そのものが提供できないことが相次いだことでそもそもおとり広告だったのでは?ということ。詳細こちら https://www.caa.go.jp/notice/entry/029023/
その後も半額キャンペーンの広告が出ているのにもかかわらず半額ではなかった、キャンペーン開始時に売り切れで提供できなかった→こちらは特に現状措置命令は出ていません。
こういったことが相次ぎ問題となりました。安くけれど品質の良いものを求める消費者が多くいるからこそ
起きたこととも言えます。
もちろん安いものを求めることは当然です。ただ消費者としても安かろう悪かろうということは理解をしなければ
いけないのかもしれません。品質の良いものを求めるならそれ相応の対価を払うという理解も消費者側に
求められるのかもしれません
さて食品安全を専門とする弊社がなぜこれを取り上げたかというと産地偽装、食品偽装に後々つながらないかなという懸念からです。
先に書いたやはり安いものを求める消費者にできるだけ無理をしてでも安く高品質のものを提供しようとすると、宣伝している産地のものの入荷が難しいケースが出てきたり、色々歪みが出てきてもおかしくないはずです。
食品事故につながる前触れにならないことを願うばかりです。
まだまだ暑い日が続きます。どうか体調気を付けてお過ごし下さい
本日も最後までお読みいただきありがとうございました